名古屋城の外堀に住み着いていた巨大外来魚、アリゲーターガーがついに捕獲されたと報じられました。
名古屋城の外堀で何年も前から姿を確認されていましたが、捕獲に至らなかったアリゲーターガーは、どのようにして捕獲されたのでしょうか。
また、この捕獲されたアリゲーターガーは今後どのように処理されるのでしょうか?

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ついに名古屋城のアリゲーターガーが罠にかかる!

5月17日の午後、ついに名古屋城の外堀に住み着いていた、巨大外来魚であるアリゲーターガーが捕獲されました。
アリゲーターガーとは北米最大の淡水魚で、成長すると2メートルに達っする巨大な外来魚です。
また、ワニのような長い口と鋭い歯をもっていることから、その名がつけられました。

アリゲーターガーの詳細についてはこちらの記事を御覧ください。

アリゲーターガーは肉食の外来魚であるため、在来種の魚を捕食する恐れがあるため、これまで何度も名古屋城の外堀で捕獲作戦が繰り広げられてきました。

しかしながらアリゲーターガーは巨大な体とは裏腹に臆病な性格であることや、名古屋城の外堀で釣りが禁止されていることから、なかなか捕獲には至りませんでした。

しかしながら17日の午後、ボランティアチームが仕掛けた罠に、ついにかかったということです。捕らえられたアリゲーターガーは、体長1.4メートル、体重は30キロ以上ということです。
軽く子どもの身長を超える大きさですね。

名古屋城の外堀には少なくとも2匹のアリゲーターガーが生息しているといわれており、今回捕獲されたのは1匹のみですので、もう1匹は確実に生息しているということになります。

今後も残りのアリゲーターガーの捕獲作業が進められる見込みです。

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捕まったアリゲーターガーはどうなるの?

では、今回捕獲されたアリゲーターガーはどうなるのでしょうか。処分されるのでしょうか。

今回捕まえられたアリゲーターガー1匹は、生きたまま名古屋市天白区にある「なごや生物多様性センター」に運ばれました。
現在のところ、今後の取り扱いについては調整中だそうです。
ということで、現在はこの捕獲されたアリゲーターガーどうなるのか、まだ決まっていないということです。

考えられることとしては、どこかの水族館や研究所で引き取り手があれば引き取られますし、引き取り手がなければ処分されてしまうでしょう。

一部の釣り愛好家の方によると、アリゲーターガーは市場には出回っていないですが食べることができるそうです。
さすがに今回捕獲されたアリゲーターガーを焼いて食べるということは難しいと思いますが…

ちなみにアリゲーターガーがいる水族館は、日本で唯一、愛知県蒲郡市にある「竹島水族館」のみです。

 

なぜアリゲーターガーは捕獲しないといけないのか?

名古屋城のアリゲーターガーは、幾度の攻防戦の末の捕獲だったわけですが、そもそもなぜアリゲーターガーを捕獲する必要があるのでしょうか。

アリゲーターガーはもともと日本には生息していなかった外来魚です。
アリゲーターガーは北米に生息する淡水魚ですので、海を泳いで日本にやってくるということはあり得ません。

しかしもともとは観賞用として日本に輸入され、水槽で飼われていたアリゲーターガーが大きくなりすぎで飼えなくなり、河川や湖に放棄されるということが相次いでいます。

アリゲーターガーは肉食の魚ですので、日本に生息する貝や魚を食べて成長します。
そうすると必然的に生態系が崩れてしまうわけです。
これにより、日本に生息する希少な生物の存続も危ぶまれているのです。

こういった経緯により、アリゲーターガーの捕獲が何度も試みられてきたというわけです。

環境省はアリゲーターガーを、特定外来生物に指定する方針とのことです。

 

アリゲーターガーも仲間入りする予定の特定外来生物とは?

それでは、特定外来生物とはどういった生物なのでしょうか。
特定外来生物とは、外来生物のうち、「特定外来生物被害防止法」で指定されているものを意味します。
具体的には、在来種の生物を捕食することで、生態系に影響を及ぼすもののことです。
動物だけでなく、昆虫や種子、植物も含まれます。

魚では、パイクやパーチ、ブルーギルなど全14種が特定外来生物に指定されており、アリゲーターガーも今後この特定外来生物に追加される見込みです。

また、この特定外来生物に指定されると、研究目的として認められたものを除き、輸入や販売、飼育をすることが禁止されます。

現在はペットショップでアリゲーターガーが販売されていますが、特定外来生物に指定されるとこういった販売も一切出来なくなりますので、販売者には少なからず影響を与えることとなります。

 

まとめ−ついに名古屋城のアリゲーターガーを捕獲!
捕獲後はどこへ?

何年も前から目撃されていた、名古屋城の外堀に生息するアリゲーターガーの捕獲についてに成功しました。
捕獲したのはボランティアチームで、生きたままの捕獲に成功したとのことです。
名古屋城の外堀には少なくとももう1匹アリゲーターガーが生息しており、引き続き捕獲活動が行われます。

捕獲されたアリゲーターガーは現在、名古屋市天白区にある「なごや生物多様性センター」に運ばれています。
捕獲されたアリゲーターガーの今後の取り扱いは未定とのことです。

在来の生物を捕食してしまい、生態系を大きく狂わせる可能性があるとし、今後環境省はアリゲーターガーを特定外来生物に指定する見込みです。

このようにアリゲーターガーの捕獲作戦が繰り広げられる一方、ペットショップやインターネット上ではアリゲーターガーが販売されており、簡単に手に入る状態であることは否めません。

飼えなくなったアリゲーターガーを、河川や湖に放棄してしまう人がいるのであれば、特定外来生物に指定して、輸入や販売を出来なくしてしまうというのも、致し方ないのかもしれません。

以上、名古屋城でアリゲーターガーが捕獲されたことについてご紹介いたしました。

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